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乳児クラス担任の保育士が頭に入れておきたいこと。

乳児クラス担任の保育士が頭に入れておきたいこと。

「なんで、集中して遊べずに、走り回るんだろう?」など、集中力のない子どもに対して、困っていたり、乳児期にできる子どもへの関わりの中で、集中して遊べるように保育士はどのように関わっていけば良いのかを知りたい。という方にお伝えします。

そんな私は

そんな私は

  • 元保育士
  • 10年保育士として仕事をしてきました。
  • 様々な保育園で働く悩みを持つ保育士100人以上と関わってきました。

保育中、走り回ったり、集中できない子どもを見て「集中できない子」といレッテルを貼り、“対応が難しいこ”“面倒くさい子”“関わりにくい子”と決めつけていました。

 

しかし、その原因や関わり方を知ることで、子どもへの関わり方を実践し、その子も、私も楽しく過ごせるようになったので、その方法をお伝えします。

 

結論:保育力が、まだまだ。

子どもの個性や特徴は1人1人違います。

 

しかし、その違いに対して、対応をするのがプロの保育士です。

 

そして、子どもの育ちをサポートするのもプロの保育士の仕事です。

 

「この子は、できない。」と決めつけ評価するだけではなく、「どうすれば、育つのか?」を考え、実行し改善すべきです。

 

子どもの遊ぶ力、遊び込む力もその中の一つです。そして、それらが、集中力を伸ばす力の一つに変わって行くのです。

 

社会の三つの変化を知る。

変化①子どもの変化。

「小1プロブレム」という言葉があります。

 

これは、入学して間もない一年生の子どもが、「座っていられない」「集団行動がとれない」「話を聞けない」と言った、子どもが増えて、授業や学校生活が円滑に進めない問題です。

 

これらは、保育園生活で身につける、生活の力が身についてないことが背景にあります。人の話を聞く、いまはここで何をする時なのかが分かる、何をしたらいけないのかが分かる。と言った、基本的なことが、遊びや生活を通して身についていないのです。

 

理由②家庭の変化。

様々な形態の保育園ができています。早朝保育、延長保育、24時間保育、学童保育、幼稚園での保育時間延長などなど。

 

それらは、保護者のニーズに応えるために作られました。

 

それが、良いことか、悪いことではなく、子どもに負担がかかっているのは事実です。

 

朝ごはんしか家庭で食べず、家にいる時間より、保育園にいる時間の方が長い。

 

それは、現実に起こっています。

 

だからこそ、保育園での生活が、子どもにとって、安心できる場所、自分の存在や居場所を感じられる自信となる場所でないと、子どもの情緒が安定せずに、不安の中で育って行き、問題行動と捉えられる姿に育っていってしますのです。

 

理由③地域の変化

保育園で、子どもが身につける力は、「遊び」や「生活」を通して身につきます。

 

そこには、信頼できる特定の保育士がいたり、一緒に遊ぶ子ども、おもちゃ、文房具など、人的環境や物的環境の中で、育ちます。

 

その中でも、子どもの育ちを大きくするのが人的環境です。

 

子どものモデルとなる大人や、人間関係の作り方や、遊びや生活のルールを理解、守ることで楽しく過ごすことができるようになる友だちの存在です。

 

しかし、それらの関係は、決して、保育園だけの存在ではありませんでした。

 

過去に比べると、地域での関わりが、減り、知らない人とは関わるな。と周りの大人は言わざるを得ない環境になってしまっています。

 

したがって、保育園での人的環境の重要性の比重が重くなってきているのです。

 

花や実をつけようとするな。

しかし、保育園で重視されていることへの変化も起こっています。

 

それは、保育園ビジネスとして保護者である、お客さんに選んでもらにはしかたのないことですが、保育以外の分かりやすい、サービスに比重をかけている保育園が増えてきています。

 

英語力やリトミック、水泳などの習い事を、園の強みにしている保育園が増えてきています。

 

しかし、それらはあくまで、パフォーマンスにすぎません。

 

もちろん、プロを目指すのなら、早く始めた方が良いんでしょう。

 

しかし、保育園は、「育ちを保つ場所」であり、「特殊技術の練習場所」ではないのです。

 

そのために、花や実のような派手な特殊技術よりも、ごくごく基本的で、何よりも重要な、情緒や生活力、社会性の基盤となる地味な根っこの部分が大切だということを認識すべきだと私は思います。

 

そのために①保育士は子どものモデル

「もっと、優しくしなさい!」と言って、子どもが変われたら、大人はいりません。

 

指示だけを出す、AIがいれば、口うるさい保育士や保護者は必要ありません。

 

「優しくしなさい!」と言ってしまうかもしれません。

 

しかし、より大切なのは、人に優しくする姿を子どもに見せることです。また、子どもに優しく関わることです。

 

子どもは、保育士をかなり見ています。言葉も聞いています。子どもは真似が得意です。

 

何かができるようになるには、最初は真似をするしかありません。

 

だからこそ、「片付けなさい!」「ちゃんと遊んでなさい!」「ちゃんと話を聞きなさい!」と言うのではなく、

 

保育士が率先して片付ける姿を見せたり、保育士も一緒に楽しく遊んだり、保育士が子どもの話を聞いたり、言うだけでなく、行動で示すことを、子どもが乳児期の頃から、それらを意識して振る舞うことで、自然と子どもは、それらを見て、真似をして、身につけることができるようになるんです。

 

そのために②安心できる生活づくり

子どもも緊張をしています。

 

「今日は何をするんだろう」「何をしたら良いんだろう」「なんか、先生、機嫌悪い」など、子どもは空気を敏感に感じています。

 

そのためにも、子ども自身が何をしたら良いのかがわかる、一日の見通しを作り、それを毎日、繰り返すことが大切です。

 

大人も、初めての職場に行った際、何をしたら良いのかわからなかったり、要領がわからないと、不安で、

 

本来持っている自分の力を発揮できません。

 

大人も何をすれば良いのかがわかるようになるのは、やることが固定化されてきた時です。

 

子どもも同じです。

 

保育士が毎日必要なことの動きを固定化してあげて、それをやれば大丈夫と言う生活の流れを作り、子どもがそれが出来るようになった頃には、

 

生活の自信を身につけ、次のステップに進むことができるようになります。

 

そのために③家庭での協力の要請

保育園に求められる専門性が高まってきた現在ですが、やはり、子どもが帰る場所は家庭です。

 

保育園で大切にしていること、その内容、意図、方法をしっかりと伝えることで、保護者の力も育ちます。

 

全部、保育園に任せたいと思うのも保護者の仕方のないところです。

 

しかし、その分、保育士に感謝をしてくれているのも確かです。

 

信頼関係ができて、感謝をしてくれているのなら、保育士のお願いも素直に聞いてくれます。

 

保育士のためではなく、子どもためということを伝えれば、我が子のためならば、と思ってくれます。

 

だからこそ、日々の保護者との信頼関係を作りながら、懇談会や保護者会で伝えれば、同じ方向に向かって歩くことができます。

 

保育士の前に1人の人間

保育士だからって

子どものことを全部できるわけはありません。

 

しかし、現実、求められる専門性は高まってきています。

 

しかし、案外、やることは案外単純です。

 

偉い人が複雑にしているだけです。

 

保育園の経営をするために派手なことをする。という経営陣の策略に保育士がハマってしまっています。

 

それよりも、もっと、根本的な保育園での生活に目を向けるべきです。

 

保育士自身が自分の生活を見直す

人生を楽しもうとしてない保育士ほど、「保育士やめたい」とネットで検索をしています。

 

楽しみ方が分からないんです。

 

言ってしまえば、「社会人プロブレム」です。

 

希望がなく、何をしたら良いか分からない。

 

だから、上司のいいなりになり、やりたいことも分からず、とりあえず、「今やってるのは、やりたくない。」と安易に思ってしまうのです。

 

しかし、保育環境が劣悪なのは事実です。

 

そうなった時、どうやって、立ち向かっていくかが大切です。

 

もっと、環境を良くしよう、人生を楽しめるように何か行動してみようと、何か行動することが大切です。

 

保育士は、落ち込んでいる子どもに対して、「大丈夫だよ」と声をかけます。

 

保育士も何かにチャレンジしていれば、子どもはその姿や雰囲気を必ず感じ取ります。

 

それをしてから、人生リスタートです。

 

保育士の前に1人の人間です。

 

保育士だけが人生ではありませんが、人生を彩る一つに保育士という方法もあります。

 

まずは、自分の気持ちの土台づくりを子どもと一緒に始めるのも良いですね。

 

私も保育士なんて嫌いでした。

一日でも早く辞めたいと思っていました。

 

給料が安い、仕事は多い、うざい先輩は多い。

 

本当に最悪な毎日でした。

 

しかし、ある日、気がつきました。

 

最悪な毎日だと思っているから、最悪の毎日が続くんだ。と

 

そして、ある日をさかいに、保育士を楽しもうとしました。

 

そうすると、周りとは仲良くなれて、子どもと笑う回数も増えて、問題が降りかかっても、逃げずに立ち向かったりできるようになりました。

 

そして、今では、早く保育士をやめたい。とは思わず、一日でも早く、保育士を卒業したいと思っています。

 

保育士を諦めるのではなく、自分のステージをあげるために、自分磨きのために、保育士を頑張っている。という感覚です。

 

毎日、成長しようと前向きに生きている子どもから勇気をもらっています。

 

年上の人との関わりや、後輩との関わりで悩むこともありますが、全部、自分磨きの材料に変えることができています。

 

目の前の保育士という仕事に向き合うことで、見えてくることは必ずあります。

 

乳児期の子どもでも、社会人でも、関係ありません。

 

人生を楽しもうとする集中力は身につけることができるのです。

 

まとめ

  • 変化に対応できる保育力を。
  • 基本的なことを忘れずに。
  • 自分の毎日も大切にしよう。

以上です。

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございました!

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