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0歳児担任の保育士・保護者が気をつけたいミルクをあげる時のポイントとは。

0歳児担任の保育士・保護者が気をつけたいミルクをあげる時のポイントとは。

「0歳児担任になって、初めてのミルクをあげる。」

 

「ってか、どうやってあげたら良いかが分からない。」

 

そもそも、ミルクをあげるのには、どんな意味があるのだろう?

 

と悩んでいるあなたにお答えします。

 

そんな私は

  • 元・保育士
  • 10年保育士として仕事をしてきました。
  • 様々な保育園で働く悩みを持つ保育士100人以上と関わってきました。

私も実習の時や、保育士になったばかりの時は、ミルクをあげる時、緊張しましたし、特に何も考えずにあげていました。

 

今では、しっかりと授乳の意味や、保育士の動作の意味を理解して、ミルクをあげることができています。

 

結論:授乳は体と心を育んでいる。

授乳は、赤ちゃん(0〜3ヶ月)からしたら、れっきとした食事です。

 

乳児の生活を作っているのは、遊び・食事・睡眠・排泄・着脱です。

 

その生活を通して、子どもは体も心も成長していきます。

 

それは、赤ちゃんにしても同様です。

 

ましてや、赤ちゃんは完全に保育者に守られて生活しています。

 

その中で、保育者との信頼関係を作っていく授乳はとても重要な場面です。

 

授乳の意味

意味①栄養を摂る。

赤ちゃんは食べることができないので、授乳は赤ちゃんにとっての唯一の食事です。

 

授乳以外に栄養をとる方法がありません。

 

またミルクを飲む、吸うことで、口の中の筋肉も発達し、言葉や食べ物を噛むとても重要な準備にもなります。

 

意味②心を育む。

赤ちゃんは、自分でミルクを飲むことができません。

 

誰かに飲ませてもらうことで初めて飲むことができます。

 

そして、そのミルクを飲むことで、赤ちゃんは、空腹と共に心も満たされます。

 

単純に、不快な気持ちを心地よくしてくれるからです。

 

また、抱っこしてもらうことで、肌の温もりを感じ、

 

「自分の存在を認めてくれている。」

「自分は愛されている。」

「自分の気持ちを受け止めてくれる。」

 

といった安心感を抱きます。

 

その安心感が、自分を守ってくれる特定の保育士との信頼関係を築きます。

 

そして、特定の保育士との信頼関係が、人を信じる力の土台になっていきます。

 

意味③コミュニケーションをとっている。

赤ちゃんは、空腹になると泣いて知らせます。

 

その感情表現を受け取ってくれる保育士がいることで、感情を表すことへの安心感を抱きます。

 

また、授乳中も、赤ちゃんはコミュニケーションをとっています。

 

視線を保育士に送っていたり、もういらないと舌で押してみたり、二ヶ月ごろには見つめ合っていると微笑んで見たりと、自分の気持ちを表現しています。

 

その表現を保育者はしっかりと受け止めるのです。

 

ゆったりとした空間の中で、優しい口調で、赤ちゃんの思いを代弁してあげてください。

 

そのためにも、よそ見や、ながら授乳は避けるべきです。

 

「もう飲みたくない!」

「ミルクを飲んでる時って幸せ」

「この時間好き」

 

と赤ちゃんがアイコンタクトの表現や舌で拒否をしていたら、それに気づかず、授乳の時間が楽しくなくなってしまいます。

 

授乳は赤ちゃんの体と心を育むとても大切な時間です。

 

授乳の手順

手順①所定の場所に座る。

毎日、違うところで授乳をするよりも、いつも同じ場所で授乳をしたほうが良いです。

 

「どこにいくんだろう?」

 

という不安をなくすためです。

 

毎日、決まった場所の授乳であれば、赤ちゃんも何をするかが分かり、不安になりません。

 

手順②口の周りを優しく拭く。

口の周りを清潔にするためです。

 

また、これが習慣化されることで、赤ちゃんもミルクを飲む心の準備ができます。

 

手順③利き腕とは反対の腕でしっかりと抱く。

保育士の体に近づきすぎず、赤ちゃんの手が動けるようにします。

 

また、この際、保育士が授乳中に動くことがないように、座る姿勢や、抱き方に違和感がないようにしましょう。

 

手順④赤ちゃんの両手を拭く。

手を拭くことで、清潔を保ちますし、今後の食事に向けての習慣づくりにもなります。

 

手順⑤エプロンをつける。

ガーゼやハンカチでも構いません。

 

洋服やアゴの下、首が不快にならないように、ミルクを飲むことに集中できるように事前に配慮します。

 

手順⑥授乳。

赤ちゃんのアイコンタクを見逃さず、また、優しい目線でゆったりとした口調で語りかけます。

 

手順⑦排気を促す。

首がすわってないので、気をつけながら、縦抱きで背中を優しく下から上に撫で、排気を促します。

 

保育者の不安は伝わっている。

気持ちは伝染します。

もし、授乳に緊張していたら、一日でも早く授乳方法をしっかりと確立しましよう。

 

毎日、しっかりと同じことをしていれば、慣れてきて、行動も洗練されていきます。

 

一日も早く、気持ちに余裕を持つには、一日の目の前の行動を素直に行うことが大切です。

 

また、信頼関係を築くためにも、毎日、違う保育士が授乳をするのではなく、担当を決めて、しっかりと信頼関係が築けるようにすれば、情緒が

 

満たされることで、今後の発達や、心の育ちに大きく影響してきます。

 

一日でも早く慣れる。

緊張してビクビクしていても仕方ありません。

 

どんどん積極的に行い、慣れるしかありません。

 

もちろん、気持ちは焦らず、ゆったりとした気持ちで行ってくださいね。

ある保育園での出来事

私が以前、勤めていた保育園です。

 

哺乳瓶をクッションに立てかけて、赤ちゃんが自分で吸えるようにしていた保育園もありました。

 

保育士はそばにおらず、自動で吸える装置。と言った様子です。

 

恥ずかしながら、私は、当時、それが普通なんだ。

 

と思ってしまいました。

 

保育士になりたての頃、先輩がやっていることは正しい。

 

と言う先入観を持ってしまっていました。

 

今では、注意できますが、当時は、それが普通なんだ。

 

と思ってしまったのです。

 

保育=作業という感覚に近い状態でした。

 

今、思うと本当に情けないですね。

 

今後は、過去の自分を忘れず、でも、落ち込まず、今できることをしっかりと行動します。

 

しっかりと保育の意味を理解することで、保育一つ一つの行動に魂が入ります。

 

その中の一つである赤ちゃんへの授乳は、保育者にも、赤ちゃんにも、とても大切な場面ですね。

 

まとめ

  • 授乳はとても奥が深い。
  • 授乳も生活習慣を作る一つ。

以上です。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました!

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