おすすめ情報

乳児期に大切にしたい、子どもの集中力の土台の作り方。

乳児期に大切にしたい、子どもの集中力の土台の作り方。

「食事や遊びに集中できない子どもの原因はなんだろうか?」

 

「集中できる子どもに育てるには、いまの乳児期のこの時期に何ができるのだろうか?」

 

と悩んでいる乳児クラス担任や保護者にお答えします。

 

そんな私は

  • 元保育士
  • 10年保育士として仕事をしてきました。
  • 様々な保育園で働く悩みを持つ保育士100人以上と関わってきました。

 

今まで、していた保育。当然だと思っていた保育。

 

衝撃を受けました。今まで、どれだけ雑にやっていたんだろうと悔しい気持ちです。

 

子どもが遊び込める保育、食事に集中できるようになる食事の仕方に目を向けました。

 

まだまだ、自分の保育や保育環境は完璧ではないものの、以前の自分の保育とは全く違うことをすることで、子どもの一年後の育ちが変わったので、その考え方と、方法をお伝えします。

 

結論:周りからの情報が多すぎる。

乳児期の生活を作っているのは、遊び・食事・排泄・午睡・着脱です。

 

一日を通して、派手なことを必要としません。

 

しかし、派手なことをしようとする保育士がいます。

 

不必要なBGMをかけたり、落ち着いて遊びを楽しんでいる子どもに不必要に話しかけたり、遊びを壊す保育士もいます。

 

そんなことをしていたら、子どもが集中しようとしても、周りからの情報が多すぎて、集中できないのは当然です。

 

食事も同様です。

 

保育士同士が不必要な会話をしたり、視覚的な情報が多いことで、目がそっちに奪われたりと、目の前のことに集中できる環境ではないのがほとんどです。

 

乳児期の集中力づくりに必要なこと。

その①一日の見通しを明確にする。

乳児期の子どもには、「今、◯◯をする時間」という意識はありません。

 

その意識は、日々の習慣で身について行くものです。

 

そのために、保育士が、毎日同じ行動をすることで、子どもは徐々にその習慣が身につきます。

 

日々の習慣を作るのは、一日の決まったやること=日課です。

 

前のことは忘れて、目の前のことに夢中になれる。のが、乳児期の子どもの特徴の一つです。

 

そのために、次から、次に移り変わる状況は良くないことがわかれば、一日を通して統一されていない、保育士の子どもへの関わりに、子どもはおおいに戸惑ってしまいます。

 

保育士の一人の子どもへの関わりに統一を持たせるためにも一日の日課はとても重要だということがわかります。

 

その②適切な食事環境。

「食事を楽しむ。」という意識は乳児期の子どもに、最初からある訳ではありません。

 

毎日の食事をすることで保育士との関わり、美味しい味、食べる喜びなどを通して、「食事は楽しい。」に子どもの中で変わります。

 

その前の意識は「生きるための食事」です。

 

お腹が空いたから食べる。

 

自然なことです。

 

乳児期の子どもの食事はそれがスタートです。

 

そのためには、目の前の食事に集中できる環境が必要です。

 

保育士が大きな声で話をしたり、食事に集中している子どもに必要以上に関わったり、子どもが広く見通せるような場所や位置で食事をしたりと、集中力を奪うことは、保育士が避けるように配慮すべきです。

 

その食事への集中力の無さの原因が、『遊び食べ』を引き起こします。

 

その③適切な遊べる環境。

子どもは、何をしていても楽しもうとする特徴があります。

 

そして、その楽しさをよりサポートしてくれるのが玩具です。

 

しかし、その玩具を子どもに渡せばOKという訳ではありません。

 

しっかりと、保育士が子どもと遊ぶことが大切です。

 

もっと、具体的に言うと、玩具の遊び方を伝えることが大切です。

 

また、発達に応じた玩具も必要です。

 

手のひらを使うポットん遊びが必要なのか、指先を使うヒモ通しなのか、おままごと遊びでは、具材が必要ですが、イメージを膨らませられるものなのかなど、保育士が子どもの遊びに真剣に向き合う重要性が分かります。

 

決まった場所におもちゃがあるのかも大事です。

 

玩具の棚のどこに片付ければ良いのか、など固定した情報が、子どもの不必要な不安や戸惑いをなくして、より情緒が安定して、集中できる環境づくりへと変わっていきます。

 

さらに、子どもが集中している遊びに、保育士が加わる必要はありません。

 

子どもが保育士を必要としているなら別ですが、子どもが集中しているのに、パズルや積み木をふざけて壊したり、無理矢理、保育士の膝に座らせたりするのは不必要です。

 

大事なのは、子どもが、その保育者の関わりを求めているかです。

 

乳児保育・育児:食事と遊びで大切にしたいこと。

その①食事について。

食事に大切なのは、時間配分と、信頼関係のある保育士の中で、落ち着いて食事ができるか、と言うことです。

 

時間は、概ね20分前後にすることで、保育士も見通しを持てますし、長々と食事をしても意味がありません。

 

子どもが食事を求めてない可能性もありますし、遊んでいる場合があります。

 

毎日、違う保育士が食事に関わるのではなく、保育士は誰を見るのか担当を決めることで、食事はもちろん、午睡や着脱など、生活を通して子どもとの信頼関係を築くことができます。

 

また、上にも書きましたが、子どもの視野があまり解放的になる場所での食事は避けましょう。

 

保育士が壁に背を向けて座り、保育士の方を見ても壁しかない状況だったり、カーテンで視界を遮ったりと工夫が必要です。

その②遊びについて。

遊びを邪魔する保育士が本当に多いです。

 

きっと、子どもを見守る余裕がないのでしょう。

 

子どもが一生懸命、積み木を積んでいたら、ちょっと様子を見て見るのも大切です。

 

パズルも頑張ってたら、ちょっと様子を見るのも大切です。

 

集中している遊びに入るより、その子の遊びを保証できるように、遊びを壊されないように、近くの子どもが壊しそうになったら未然に防いで、その子どもに何か集中できる遊びを提案し、一緒に遊んだ方が、絶対に良いです。

 

遊びを見つけられない子どもに対して、遊びを誘うのも必要です。

 

好きな遊びが見つからないと、子どもは、とりあえず泣くか、部屋を走って見ます。

 

それが好きな遊びではなく、集中できる遊びが分からないのです。

 

ぜひ、子どもの姿を見守りつつ、一緒に遊んでくださいね。

その③保育士の意識。

楽しければ良い訳ではありません。

 

保育士が手持ち無沙汰で、子どもに無理矢理関わって、子どもと楽しむのは違います。

 

それは、プロの保育士のやることではなく、アマチュアです。

 

もちろん、一緒に遊ぶことは大いに必要です。

 

しかし、それと同じぐらい、子どもの姿を見守ることも必要です。

 

子どもが保育者のサポートを必要としない場面もあります。

 

それが、子どもにとっての成長の姿です。

 

その姿を見て、次の段階の遊びに誘うのか、もう少し、様子を見るのかを考えるのが保育士です。

 

次の段階の遊びになったら、その子は、うまく出来ないかもしれません。そうなった時、そこで保育士のサポートが必要になるのです。

 

子どもは、保育者の暇つぶしの道具ではありません。

 

保育者が子どもの遊びを支える人的環境の一つにしかすぎないなのです。

 

先輩が全て正しいと思うな!

私のことも含めて、先輩を完全に信用するな。

保育とは、文化的な要素がかなり影響してきます。

 

それは、「私は、今まで、これでやってきた!」

 

と言う、意味不明なベテラン保育士のプライドです。

 

きっと、ベテランの保育士の方は多くの子どもを見て、様々な経験をされたのでしょう。

 

しかし、これからの子どもの保育や、これからの保育を行って行くのは、誰もが初めてです。

 

文化とは変わっていくものです。

 

子どもへのアプローチ方法や、子どもに対しての新たな情報の発見など、時代は変わっていきます。

 

その中で、先輩の話を全て鵜呑みにするのではなく、何を大切にしたいかを大切にして欲しいです。

 

そのために、何ができるのか、先輩のいうことも聞いて見るのか、ここは、譲れないとかあると思います。

 

しかし、全て、それは、やってみないと分からないのです。

 

保育はとても奥深いもので、一生かかっても完璧に理解することはできないでしょう。

人にされて嫌なことをしなければ良い

超基本的な考えは、これだと思います。

 

もし、自分が集中して、何かをしていたのに、急に顔の近くに、知り合いの顔が来て、全く違うことをされたり、食事をしていたのに、急に話しかけてこられて、食事が中断したりなど。

 

それをやられて、自分が嬉しいかどうかです。

 

保育を学術的に考えたら、いかようにも難しくできます。

 

しかし、一番、保育士が大切にすべきポイントは、「自分がされて嬉しいか」だと私は思います。

 

保育士としてのスキルが高くても、子どもに関わる人間性が低ければ、意味がないと私は思います。

 

ぜひ、先輩をよく、観察してください。

 

保育士という観点と、人間性という観点で見れば、自分の身の振り方がわかります。

自分の人間力が上がれば、保育力も上がる。

保育士としての力は、保育士をしてれば身につきます。

 

しかし、あくまで、保育士力です。

 

保育士力と保育力は違います。

 

簡単にいうと

 

笑顔で子どもを動かすのが保育士力

 

子どもが笑顔で動くのが保育力

 

保育士のスキルは保育士をしていれば上がります。

 

しかし、保育士のスキルを上げても、人間力をあげないと、子どもも周りの保育士もついてきてくれません。

 

とても、感覚的な話になってしまい、大変、申し訳ないのですが。

 

「あ、この先生の保育なんか良い」「あ、この先生の遊び、楽しい」「あ、この先生と仕事してると楽しい」

 

って、必ず、肌でわかるもんです。

 

言葉の選び方や、子どものへの接し方、テクニックだけではない、そこに愛情が宿っている感じがするんです。

 

それは、保育士レベルを上げても身につきません。

 

人間性をあげるしかないのです。

 

ちなみに、私は昔より、かなり上がりました。

 

先輩からも後輩からも期待され、頼りにされてました(笑)

 

昔はありませんでした。

もちろん、まだまだ、自分の伸びしろはあります。

 

きっかけは、子どもの気持ちに寄り添う。ということに意識した日からでした。

 

方法論はちまたに多く存在しますし、たくさんの先輩がいるので方法はかなりあります。

 

しかし、その方法論だけで保育をやっている保育士も少なくありません。

 

保育をこなしている感覚です。

 

そうではない、子どもの姿をしっかりと見て、心に寄り添うことが重要です。

 

集中力がないことどもの背景には、子どもへの集中力が欠けてしまった保育士がいるからかもしれませんね。

 

まとめ

  • 子どもの生活を支える場面を大切に。
  • 食事も遊びも集中力は保育士次第。
  • 集中力の土台作りは子どもを思うこと。

以上です。

-おすすめ情報
-

Copyright© みなづきサロン , 2021 All Rights Reserved.